五感で楽しむ

ソロキャンプで五感を整えてメンタルを改善し楽しむ方法について書いています。

五感で味わうということ

先日あるラジオ番組で、ウオーキングの効能についての話題が取り上げられていました。

五感の影響

ウオーキングをすることで、足の筋力や心肺機能が向上するのはもちろんの事、歩く中で見る物、聴く音、流れてくる匂い、そして肌で感じる気温の変化や風などの空気の動きや手足で感じる感覚などの味覚を含めたいわゆる五感への刺激が脳を活性化し、様々な心身に良い影響を与えるホルモンが分泌されるということでした。

五感(目・耳・鼻・舌・触覚)と記憶

この番組に同席していた元プロ野球選手が加えて解説していた。これらの目・耳・鼻・触覚は味覚も含めて記憶と密接に結びついていると言う。

曰く、野球の試合で行った球場に同じ時期に行くと、流れてくる風や芝生などの匂い、ベンチやバッターボックスから見る風景などから、当時の試合の事、各回の両チームの攻防、スコアーなどがくっきりよみがえってくる。すべての試合での記憶が鮮明に浮かんでくるというのでした。

輝く記憶との再会

なにか行き詰った感があるときは、日ごろの仕事や環境を離れて、仕事場や出張先の近くの野球場に行くと、五感に受ける刺激で、選手として輝いていた自分やチームメイトの姿が生き生きと蘇ってきて、心がリセットされる。そして様々なストレスを感じている事柄から離れることで、改めて現状に向き合えるようになれる効能があるとのことでした。

翻って、自分がなぜキャンプが好きなのか、考えてみると日頃の環境から離れて大自然の中で感じる景色や森の草木やその他の匂い、鳥の鳴き声や川のせせらぎ、海なら波の音。肌に感じる外気、焚火をするときの薪を割る手ごたえ、勿論、野外で作る料理の味を含めて、確かに五感で楽しんでいる。

帰ってきて日常生活に戻っても、キャンプでの思い出は五感とともに蘇る。

良い刺激がおそらく自分の心身に良い働きをしてくれるのだろう。

だから再び何度でもキャンプに出掛けたくなる。野外でテントを張り、散歩しながら薪を集め、炊事をし、夜を過ごす。

楽しい記憶を重ね続けるために。

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