よもやま話

,ソロキャンプに関して、ジャンルなく書いています

ソロキャンプでこだわりの1杯を。美味しいコーヒーを淹れるのに必要な物や道具そして、美味しく淹れるコツも紹介!

澄んだ空気の中や焚き火を見ながら味わうコーヒーは格別の味!大自然の中でこだわりのコーヒーを淹れて飲む時間が最高に好きというソロキャンパーも少なくないほど、キャンプで飲むコーヒーは最高の味です。コーヒーには、手軽に味わえるインスタントコーヒーからドリップコーヒー、コーヒープレスなどいろいろな淹れ方があります。今回は、少し手間がかかるけど、こだわりの1杯を楽しめる「ドリップコーヒー」について紹介していきます。ドリップコーヒーに必要な物や道具、淹れ方や美味しく淹れるためのコツについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくだい!

こだわりのドリップコーヒーを楽しむための道具と必要な物7つ

1.コーヒー豆

ドリッパーコーヒーを楽しむなら「コーヒー豆」がないと始まりません!コーヒー豆はカフェやスーパーなど、どこでも手に入りますが、こだわりのコーヒーを淹れるならコーヒー豆の専門店で購入するのがおすすめです。コーヒー豆を挽かずにもっていって現地で挽けば香りも楽しめますが、事前に挽いて持っていってもOK。豆を挽く際には、ドリップコーヒーと相性のいい、中細挽き〜中挽きがおすすめですよ!

2.コーヒーフィルター

コーヒーフィルターは、コーヒーを抽出するために必要な道具です。コーヒーフィルターは一般的にペーパータイプが知られていますが、金属フィルターや布フィルターの大きく分けて3つに分けられます。最もポピュラーなペーパーフィルターは、手に入りやすく初心者でも使いやすいのが特徴で、コーヒーの持つ油分や雑味をとり、スッキリとした味わいを楽しめます。布フィルターは、抽出されたコーヒーの微粒子を濾し取り、舌触りが滑らかなコーヒーになるのが特徴です。ステンレス製のフィルターは、コーヒーそのものの香りや味わいをダイレクトに楽しめるのが特徴的なフィルターです。それぞれ特徴があるので、好みの味わいを楽しめるフィルターを使うとコーヒーを楽しめますよ。

3.ドリッパー

ドリッパーとは、コーヒーフィルターを固定するための道具。コーヒーフィルターを通して抽出されたコーヒーが、ドリッパーの底に空いている穴を通ってカップに落ちるという構造の道具です。ドリッパーは、穴の大きさや形によって味や風味などのテイストを変えられるので、同じ豆でもドリッパーが違えば、違う味や風味となり1つのコーヒー豆でも複数の味わいを楽しめる面白い道具なんですよ。ドリッパーには、円錐形と台形型があります。円錐形は中心にお湯が集まってから落ちるので、お湯の注ぎ方によって味わいが変化し自分で調節する必要があるタイプで、台形型は抽出されたコーヒーが底の方に溜まってから落ちる構造なのでお湯を注ぐスピードに左右されにくいという特徴があります。初心者には台形型のドリッパーが使いやすくておすすめです。

4.マグカップ

ソロキャンプで飲むコーヒーをより美味しく味わいたいなら「マグカップ」にもこだわりたいもの。キャンプでは、軽量でステンレス製やチタン製のマグカップがおすすめです。また、保温性にも優れているので、温かいコーヒーを長く味わえますよ。キャンプらしいデザインのマグカップや、アウトドアブランドのマグカップを使うとテンションが上がり、よりコーヒーを美味しく味わえることでしょう。

5.コーヒーポット

こだわりのドリップコーヒーを淹れるためには「コーヒーポット」は必要不可欠!やかんやケトルでお湯を沸かすこともできますが、こだわりの1杯を楽しむなら、やはりコーヒーポットは持っておきたい道具です。美味しいドリップコーヒーを淹れるためには、お湯を注ぐ時間が大きく関係していて、注ぎ口の細いものならお湯の量を調節しながら淹れられるため、美味しいドリップコーヒーを淹れられますよ。コーヒーポットを選ぶ場合には、口の細さと重さ、コンパクトさ、そして焚き火でも直接使える素材かどうかも確認しましょう。

6.シングルバーナー

お湯を沸かすために必要な道具が「シングルバーナー」です。焚き火でもお湯を沸かすことはできますが、防風性や安定性を考えるとシングルバーナーがあったほうが安定してお湯を沸かせます。

7.コーヒーミル

コーヒー豆を挽くために必要な道具ですが、予め挽いてあるコーヒー豆を持っていくなら必要ない道具です。コーヒー豆は挽いた瞬間から酸化が進み、風味も落ちていくので、ソロキャンプでこだわりの1杯を楽しみたいならコーヒーミルは持っていきましょう。コーヒーを美味しく淹れるには入れる直前に豆を挽くのがおすすめです!挽きたての豆は風味もよく味もいいので、こだわりの1杯を楽しみたい人にはおすすめの道具ですよ。コーヒーミルには手動と電動がありますが、好みの方でOKです。

ドリップコーヒーの美味しい淹れ方

1.お湯を沸かす

まずは、コーヒーを淹れるためのお湯を準備しましょう。焚き火を使ってお湯を沸かしてもよし、バーナーを使ってお湯を沸かしてもOKです。

2.コーヒーミルで豆を挽く

お湯を沸かしている間に、コーヒー豆の準備をします。すでに挽いてあるコーヒー豆なら、この工程はカットしてくださいね。まだ挽いていない場合には、10〜12g(1人分)のコーヒー豆をコーヒーミルで中細挽き〜中挽きで、挽いていきましょう。

3.ドリッパーにコーヒーフィルターをセットし、挽いた豆を入れる

コーヒーフィルターをドリッパーにセットして、挽いた豆をコーヒーフィルターにいれます。このとき、コーヒー豆が平らになるようにしておきましょう。豆を平らにすることでムラなくお湯を注げて抽出しやすくなります。

4.蒸らしながらゆっくり抽出する

1で沸かしておいたお湯を少し注ぎ、20〜30秒ほど蒸らします。蒸らす時間は豆によって違うこともあるので、専門店で買う際には聞いておくと安心です。蒸らし終わったら、3回にわけて「の」の字を意識するようにお湯を注いでいったら完成です!

ドリップコーヒーを美味しく淹れるコツ

1.お湯は85〜90℃

ドリップコーヒーを美味しく淹れるためには、85〜90℃くらいのお湯を使いましょう。沸騰したお湯を火からおろして表面のボコボコがおさまってからお湯を使うようにしてください。80℃以下のお湯だと、酸味が強く出て苦味もぼやけてしまい、反対に90℃以上の高温だと苦味が強くなりすぎたり、短時間でエグ味が出てしまいます。高温で淹れるコーヒーは苦味が好きな人にはおすすめですが、しっかりと美味しいコーヒーを淹れたいを楽しみたいなら85〜90℃のお湯を使いましょう。また、温度計も持っていくと失敗しないで美味しいドリップコーヒーを淹れられますよ。

2.しっかり蒸らす

美味しいドリップコーヒーを淹れるためには、しっかりと蒸らす時間が大切!コーヒーに20cc〜30ccくらいのお湯をコーヒー豆全体に行き渡るように注ぎ、そのまま20〜30秒ほど蒸らします。少しずつお湯が落ちてくるのが目安です。蒸らした後、お湯を注ぐとコーヒー豆がぷくっと膨らみますが、これはコーヒー豆のガスが抜けている証拠。ガスが抜けることで、コーヒーの中にお湯の通り道ができ、美味しいコーヒーができるんです。「蒸らす」という過程がドリップコーヒーの味を左右するほど、大事な工程なんですよ!

3.「の」の字を意識してゆっくり抽出

ドリップコーヒーを淹れるときはひらがなの「の」の字を意識して優しくお湯を注ぎ、ゆっくりと抽出していきましょう。お湯の高さを一定にして、蒸して膨らんだコーヒー豆の高さをキープするようにしてお湯を注いでいきます。「の」の字を意識して注ぐのは、コーヒー豆全体にお湯を行き渡らせるためです。あまりに「の」の字を意識してしまうと、コーヒーフィルターの縁にお湯をかけてしまうことがありますが、コーヒーフィルターの縁にかけてしまうと、ドリッパーにそってお湯が落ちてしまい、コーヒーが抽出されないので注意が気をつけましょう。ゆっくりと時間をかけて丁寧にコーヒーを抽出すると美味しく仕上がりますよ。

ソロキャンプでこだわりの1杯を楽しもう

ソロキャンプで自分のためだけに淹れるドリップコーヒーは、まさに至福のひととき!忙しい日々から離れて大自然の中で丁寧に淹れたこだわりの1杯は、普段のコーヒーの何十倍も美味しく感じるはずです。ドリップコーヒーに必要な物や道具もこだわりのもので揃えると、さらにこだわりのコーヒーを楽しめることでしょう。愛用のコーヒー道具を持って、ソロキャンプで優雅なコーヒータイムを味わってみてはいかがでしょうか。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。