【ソロキャン始め方04】テントの選び方と設営の基本:失敗しないためのポイント

住む「家」なんだから大事です。

数あるキャンプ道具の中で必ず必要になるのが「テント」。



テントがなければソロキャンプは始まらないと言えるほど、
大事なキャンプ道具です。

そんな大事なキャンプ道具であるテントを建てるためには、
必要な物や道具を揃えなければいけません。

一晩二晩といえども自分が住む家を建てるんだから。
大ベテランの友人は自分からすれば、大変高価ともいえるテントを
購入しております。
仮の住まいとはいえ、確かに自分が
住む「家」長くキャンプを続けるうえでテントは大事です。

この記事では、テント設営に必要な物や道具、
そしてソロキャンプに向いているテントの形や
綺麗に張るコツについても紹介していきます。

テント設営に必要な物が分からない人や
ソロキャンプ向けのテントを知りたい人、
テントが綺麗に張れない人はぜひ、参考にしてみてくださいね。

テント周りに必要な物や備品5つ!

1.テント本体


ソロキャンプをするのに絶対必要なのが「テント」ですよね!

テントはソロキャンプで言う「家」のような存在で、
居住スペースを確保するためにも必要不可欠なアイテムです。

テントには、ドームテントやツールームテント、
ワンポールテント(ティピーテント)、ロッジ型テント、
トンネルテント、ワンタッチテントなど様々な形があり、
自立式か非自立式なのかなど、本当に種類が豊富です。

ソロキャンプでは、持ち運びやすさや設営と
撤収がラクなものを選ぶと失敗しにくいですよ。

また、雨が降ったときのことも考えて、
1500〜2000mmの耐水性があるテントを選びましょう。

2.ペグ


ペグはテントを固定するために必要な道具です。

ペグでテントを固定しておかないと、突風が吹いたときに
テントが飛ばされたり、飛ばされたことで破損してしまう
ことがあるので必ず持っていきましょう。

基本的にペグはテントに付属していますが、
場所によってはうまく刺さらなかったり、
固定ができないということも少なくないので、
慣れてきたら地面に合わせたペグがあると安心です。

スチール製やアルミ製のピンペグなら硬い地面に強く、
プラスチック製なら柔らかい地面に強い、
鋳造ペグというペグなら砂地や、雪以外の地面なら
固定されやすいなど、ペグによって特徴があるので、
キャンプ場に合わせたペグを持っていきましょう。

3.ペグハンマー

ペグハンマーは、ペグを打ち込むときに使う道具です。

地面にペグをしっかり打ち込んだり、たくさんのペグを
打ち込まなくちゃいけないときに、ペグハンマーがあると
めちゃくちゃ便利!

ペグハンマーもテントに付属していることが
多いですが作りが簡易的なので、硬い地面で使う場合には
ほとんど役に立ちません。

ペグハンマーを買う際には、片方が打ち込むハンマーに
なっていて、反対側にペグ抜きの付いているものだと
設営も撤収もラクになるのでおすすめですよ。

4.グランドシート


テントの下に敷くグランドシートも、テント周りの備品として必要な物です。

グランドシートは、テントの底が汚れたり、傷ついたりするのを
防ぐ役割の他、防水性や厚み、耐久性があることから、
地面のゴツゴツ感や冷気、湿気などからも保護する役割も、
になってくれているキャンプ道具です。

グランドシートを選ぶ時には、テントよりも1回り小さいものがおすすめ!

テントよりも大きいサイズだと、雨が降ったときに
テントに落ちた水を溜め込んで、浸水の原因になってしまうので
必ず1回り小さいものを選びましょう。

また、グランドシートはブルーシートやレジャーシートでも代用できますよ。

5.インナーマット

インナーマットは、テントの中に敷く
クッション性のあるマットのことです。

地面のゴツゴツ感や、地面からの冷気を
遮断する役割を持つキャンプ道具です。
クッション性があるインナーマットは、
お座敷スタイルのソロキャンプや、寒い秋冬キャンプ、
朝晩の冷え込みが激しいキャンプ場では、
保温性を高めるためにも絶対に必要な物!

インナーマットがあるだけで快適な
キャンプを楽しめたり快適な睡眠を得られますよ。

ただ、必ずしも必要な物という訳ではないので、
行くキャンプ場に合わせて、持っていくかどうかを
決めるといいでしょう。

ソロキャンプにおすすめのテントの形3選!

1.ドームテント


構造がシンプルで設営が簡単な
ドームテントはソロキャンプにおすすめのテントです。

ソロキャンプ初心者から上級者まで使っている定番のテントの形です。

ドームテントは、その名の通り、ドームのような半円が特徴的で、
テント内のスペースが広く、ゆったりと過ごせます。

風にも強い特徴があり、ソロキャンプをする際には
1つ持っておくと便利なテントと言えるでしょう。

2.ワンポールテント

ワンポールテントは、テントの中心にポールを立てた
円錐型のテントで、ティピーテントやモノポールテントとも呼ばれています。

外から見ると三角のシルエットが可愛く、目をひくおしゃれなテントとして
女性キャンパーを中心に人気のテントです。

ワンポールテントは隅にペグを打ち込んで、テントの中心にポールを
立てるだけで、設営完了と非常に簡単なので、初心者におすすめ!

天井が高く、圧迫感を感じず開放的に過ごせるのも魅力的ですよ!

ワンポールテントの中でも、コットンやポリコットンで
できているものなら火に強いので、
テント内で薪ストーブを使うこともできちゃいます。

注意、これは必見!撤収時にテントの畳み方をYouTube等で観ておくことをお勧めします。

他のテントと違って、予習しないとなかなか帰れないという状態に陥りやすいです。要注意!

3.パップテント


もともと軍隊で使われていたテントで、
ハーフシェルターや軍幕テントとも呼ばれています。

ミリタリーテイストのものが多く、無骨なシルエットがクールで
かっこいい、ソロキャンプを楽しみたい人に人気のテントです。

パップテントは、幕とポール2本、テントロープで
設営できるシンプルな構造なので、ソロキャンプをする人
や初心者におすすめのテントです。

パップテントの中には、難燃素材を使用したものもあり、
そのクールな見た目と焚き火との相性は抜群で、
ぜひ一緒に使ってもらいたいアイテムたちです!

ランタンやクールなキャンプ道具を揃えて、こだわりのソロキャンプを楽しめますよ。

綺麗にテントを貼るコツ

1.テント設営の場所を選ぶ


テントを綺麗に設営するには、場所選びも大切!

綺麗にテントを張ったり快適に過ごせるエリアは、
木がある木陰や林間エリアです。

木があるテントサイトだと、木の葉や枝のおかげで
直射日光を避けられたり、雨を防ぐことができるので
めちゃくちゃ過ごしやすいんです。

また、木の根本には水が溜まりにくく
水はけもいいので、浸水の心配もなく快適に過ごせます。

ただ、木が1本だけ立ってるようなところだと
落雷の危険があるので、林間サイトのように複数の木がある場所を選びましょう。

2.設営手順を把握すること


テントは形やものによって設営手順が異なります。

基礎的なところは変わりませんが、ポールの数やペグを打つ場所など、
テントによって違う部分があるので、立てるテントの
設営手順は必ず把握しておきましょう。

慣れたテントなら問題ありませんが、初めてのテント設営だと、
設営に手こずることがあるので、事前に説明書を読み込んだり
動画で動きを把握して、テントの完成イメージをもっておきましょう。

テントの完成イメージがあるとスムーズに綺麗に設営できますよ。

3.ペグダウン


ペグダウンとは、ペグを地面に打ち込むことを言います。

テントを建てた後、風で飛ばされないように、
ロープとペグで固定していきますが、このときテントが
ピンと張るように引っ張ってペグダウンすると
綺麗なテントになりますよ。

テントにシワができないように、ピンと張ることで
綺麗にテントを設営できる他、テント内も
広く使えるようになるんです。

また、シワシワのテントだと、テントの耐久性や
耐水性が十分に発揮されないため、壊れやすかったり、
浸水してきたりすることがあるので、
しっかりとシワを伸ばしてテント設営するのが大切ですよ。

テント周りの道具を揃えてソロキャンプを満喫しよう

テントは、ソロキャンプに必要不可欠なキャンプ道具です。

テント本体だけでなく、テントを設営するために必要な物も多く、
テント関連のキャンプ道具だけでもかなりの数が必要になります。

初めてのソロキャンプだと、なかなか心が折れそうですが
慣れてくるとキャンプ道具にこだわりが出てきて、
より道具選びが楽しくなったり、ソロキャンプの魅力に
ハマることでしょう!

テント設営に必要な物を揃えて快適なソロキャンプを送ってくださいね!

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コメント

  1. 森焚人 森焚人

    テントのポールが壊れた経験をしたので、行く前の点検をした方が良いですね

  2. nakagawa nakagawa

    道具の点検は大事ですね。自分も教訓にしたいです。

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