【ソロキャン始め方06】ソロキャンプの調理道具と簡単レシピ:一人でも美味しい食事を楽しむコツ

はじめに:ソロキャンプの食事は自分だけの贅沢な時間

ソロキャンプでは、食事もまた楽しみの一つです。
一人で自然の中で食べる料理は、普段の食事とは違った
贅沢な時間を味わえるもの。
自分の好きな料理を、好きなタイミングで、
誰に気を使うことなく楽しむことができるのは、ソロキャンプの特権です。

この記事では、ソロキャンプに最適な調理道具と、
一人でも手軽に楽しめる簡単レシピを紹介します。
特別な道具や技術がなくても美味しい料理を楽しめるコツを
お伝えするので、ぜひ参考にしてください。

1,ソロキャンプに最適な調理道具の選び方

キャンプでの料理は、自宅のキッチンとは違い、限られた道具と環境の中で行います。
だからこそ、調理道具はシンプルかつ使いやすいものを選ぶことがポイントです。
ここでは、ソロキャンプに必要な基本的な調理道具について解説します。

a. バーナーとストーブ

ソロキャンプでは、コンパクトで火力調整がしやすいバーナーがあると便利です。
手軽に持ち運べるサイズのものを選びましょう。

【シングルバーナー】: コンパクトで持ち運びしやすく、調理に必要な火力が安定しているバーナー。


           特にガスを燃料とするタイプが人気です。
           寒冷地でも使用できるOD缶を使うバーナーや、
           コストが抑えられるCB缶タイプがあります。

【アルコールストーブ】: 小型でシンプルな構造のアルコールストーブ。


            燃料のアルコールは軽量で携帯しやすく、使い勝手も良いです。 
            火力はやや弱めですが、簡単な調理には十分です。

【ウッドストーブ】: 現地で集めた小枝や木を燃料にするウッドストーブ。


          火力調整が難しいですが、燃料を持ち込む必要がないため
          荷物を減らすことができます。

b. クッカーセット


調理や食事に使う鍋やフライパンを指す「クッカー」は、キャンプの必需品です。
ソロキャンプでは、軽量でスタッキング(積み重ね)できるものを選びましょう。



【アルミクッカー】: 軽量で熱伝導が良く、沸騰や炒め物にも適したクッカー。
          価格も手頃で、初心者におすすめです。

【チタン製クッカー】: 非常に軽量で、錆びにくく頑丈なチタン製クッカーは、
           荷物を軽くしたいソロキャンパーに最適です。
           価格は高めですが、長く使える耐久性があります。

【ステンレス製クッカ】】: 丈夫で耐久性が高いステンレス製は、少し重いものの、
             焦げ付きにくく手入れが簡単です。フライパン代わりに使うこともできます。

c. カトラリーと食器


食器やカトラリーも、できるだけ軽量でコンパクトに収納できるものを選びましょう。

【折りたたみ式カトラリー】: フォークやスプーン、ナイフが一体となった折りたたみ式の
              カトラリーセットは、収納がコンパクトで、軽量です。

【シェラカップ】: ソロキャンプでは万能な食器として使えるシェラカップが便利です。
         飲み物用のコップ、料理の器、鍋代わりにもなり、重宝します。

d. 焚き火台とグリル


焚き火で調理を楽しむ場合は、小型の焚き火台やグリルがあると便利です。
コンパクトに収納できるタイプを選び、焚き火の炎でじっくりと料理を楽しむことができます。

2,一人でも簡単!ソロキャンプ向けの調理アイデア

ソロキャンプでは、一人分の食事を効率的に準備することが大切です。
そこで、簡単に作れて美味しいレシピをいくつかご紹介します。
どれも手軽な材料で作れるので、キャンプ初心者でもすぐに挑戦できるものばかりです。

a. 朝食:キャンプ定番のホットサンド


ホットサンドは、簡単に作れて満足感のある朝食です。
好きな具材をパンに挟んで焼くだけで、外はカリッと、
中はとろける美味しいサンドイッチが完成します。

材料: 食パン、チーズ、ハム、卵、マヨネーズなど
作り方:
食パンに具材を挟んでホットサンドメーカーにセット。
両面をバーナーの火で焼き、外がこんがり焼けたら完成。

b. 昼食:簡単トマトリゾット


リゾットは、少ない水で簡単に調理でき、ソロキャンプでも満足感の高い料理です。
お米は家であらかじめ研いで持参すると便利です。

材料: お米、トマト缶、コンソメ、ベーコン、チーズ、オリーブオイル
作り方:
クッカーにオリーブオイルを熱し、ベーコンを炒める。
お米を加えて軽く炒め、トマト缶とコンソメを入れる。
水を少しずつ足しながら、弱火で煮込み、お米が柔らかくなったらチーズを加えて混ぜ、完成。

c. 夕食:アルミホイルで包む簡単焼き魚


アルミホイルを使った焼き魚は、焚き火でもバーナーでも簡単に調理できます。魚に調味料をかけて包むだけで、ふっくらと美味しい焼き魚が楽しめます。

材料: 魚の切り身(サケ、アジなど)、塩、コショウ、レモン、オリーブオイル
作り方:
魚の切り身に塩コショウを振り、オリーブオイルとレモンを少し垂らす。
アルミホイルで包み、焚き火の灰の上やバーナーの上で焼く。
15〜20分ほど焼き、火が通ったら完成。

d. デザート:バナナチョコレート


簡単に作れるキャンプデザートとして、バナナにチョコを挟んで焼くだけの「バナナチョコレート」はおすすめです。

材料: バナナ、チョコレート、ナッツ
作り方:
バナナを縦に切り、チョコレートと砕いたナッツを挟む。
アルミホイルで包んで、焚き火やバーナーで焼く。
チョコレートが溶けたら完成。温かくとろけるバナナとチョコが絶品です。

3,ソロキャンプで食事を楽しむためのヒント


ソロキャンプでの食事は、準備や調理も含めて楽しむことが大切です。以下のヒントを参考に、一人でも楽しく美味しいキャンプ料理を楽しみましょう。

a. 事前準備で時短を

キャンプ場での調理をスムーズにするために、
事前に自宅で下ごしらえをしておくと便利です。
例えば、お米は研いでおく、野菜をカットして
ジップロックに入れておくなど、小さな準備で当日が楽になります。

b. 簡単調味料を用意する

ほりにし派 はたまた マキシム派?


ソロキャンプでは、調味料もシンプルなものを選びましょう。
塩、コショウ、オリーブオイル、醤油、コンソメなど、
基本的な調味料を小さな容器に分けて持っていくと便利です。

c. 食材をシンプルにする
キャンプ料理は、シンプルな食材で十分に美味しく仕上がります。
地元の食材や、キャンプ場の近くで手に入るものを使うと、
よりキャンプらしさを感じられます。
特にソロキャンプでは、少量で多用途に使える食材を選ぶと無駄がなく便利です。

d. 焚き火を活用して調理する


焚き火ができるキャンプ場であれば、焚き火を使って
調理を楽しむのもおすすめです。
焚き火の炎でじっくり焼いた料理は、
キャンプならではの香ばしさが加わり、一層美味しくなります。

4,食後の後片付けをスマートにするコツ


食後の後片付けも、ソロキャンプでは効率よく行いたいものです。
次回のキャンプに備えて、装備をきれいに保つための方法をご紹介します。 

a. 食器の洗い方
食器は、キャンプ場の炊事場で洗うか、水の節約を意識して
ウェットティッシュや紙タオルで拭き取ってから洗うと楽です。
油汚れが多い場合は、少量の重曹を使って汚れを浮かせると、
少ない水で効率よく洗えます。

b. ゴミの分別と持ち帰り
キャンプ場のルールに従い、ゴミはきちんと分別して持ち帰りましょう。
特に、焚き火で出た灰や燃え残りはしっかりと片付け、環境を守ることが大切です。

5,食事を楽しむためのマインドセット

ソロキャンプでの食事は、調理そのものも楽しみの一部で
自然の中で、シンプルな食材と道具を使って作る料理は、
特別な体験となるでしょう。
時間をかけてじっくりと調理し、自然と一体になって食事を楽しむことで、
心も身体も満たされます。

次回は、初心者でも安心してキャンプ場を選べる
「初心者でも安心!キャンプ場選びのコツとおすすめスポット」
をお届けします。

ぜひ参考にして、次回のソロキャンプのプランを立てましょう!

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