お一人様で楽しむ「ソロキャンプ」。

自分のためだけに時間を使えて、自分のペースでキャンプを
満喫できると大人気のキャンプスタイルです。

そんなソロキャンプをより、充実したものにしてくれるアイテムが「椅子」！

キャンプでは基本的に座っている時間が多いので、
自分にあった椅子を持っていけば、
最高のソロキャンプがより良いものになりますよ！

この記事では、椅子の種類やソロキャンプに
持っていく椅子の選び方について紹介していきます。

お気に入りの1脚を見つけ極上のソロキャンプを満喫しましょう。

ソロキャンプの椅子の種類は？

・ハイチェア

ハイチェアとは、座面高が40cm以上の椅子のことです。

自宅のダイニングチェアと同じくらいの高さがあるので、
自宅で過ごしているかのような快適さが得られます。

また、テーブルも高いものを選ぶと相性がよく、
作業がしやすかったり、立ち上がりもラクラクで、
何かと立ったり座ったりが多い人や、自宅のように
のんびりと過ごしたい人におすすめです。

ただ、高さがある分、コンパクトさにかけたり
椅子自体が重かったりするので、
持ち運びや収納には不便な点があるでしょう。

・ローチェア

ローチェアは、座面高が30cmくらいの低い椅子のことを言います。

座面が低く地面に近いことから、空間が広く感じられ、テント内でも
開放的な気分で気持ちよく過ごせますよ！

また、深く腰かけて足を前に伸ばせば、
めちゃくちゃリラックスした状態で座れるのも魅力です。

ただ、ローチェアは、深く腰掛けて座るスタイルのものが多いので、
調理や食事などの前傾姿勢で何かする場合には向いていません。

まったりとリラックスを重視した＜ソロキャンプには最適な椅子と言えるでしょう。

・グランドチェア

グランドチェアは座面高が25cm程度と、
ローチェアよりも低い椅子のことを指します。

ローチェアよりもさらに低いため、地面に近く
自然をより近くに感じながら過ごせますよ。

また、足を放り出したり伸ばして座るだけでなく、
あぐらをかいて座れるので、まるで地面に
座っているような感覚で快適に座れます。

グランドチェアは軽量でコンパクトなので、
荷物を減らしたいソロキャンプにはぴったりですよ！

・ベンチ

ベンチタイプの椅子は、2人や3人で座れるタイプの椅子のことを言います。

複数人で座れるので、一般的には大人数のファミリーキャンプや
グループキャンプに向いていますが、ソロキャンプでも
荷物置きや横になれたりできる汎用性の高いタイプの椅子です。

背もたれのあるタイプや、アームレストが付いているタイプなどもあり、
自分のキャンプスタイルに合わせたものが選べるのが魅力的ですね。

ただ、ベンチタイプは椅子自体のサイズが大きく、
重量もあるので持ち運びには不便かもしれません。

・スツール

スツールタイプの椅子とは、背もたれがない
簡易的な椅子のことです。

他の椅子と比べるとコンパクトで軽いため、
持ち運びしやすく荷物を減らしたいソロキャンプに向いています。

ただ、背もたれがないので、長い時間座って過ごすのには不向きでしょう。

ただ、1つ持っておくと簡易的な椅子以外にも、
足を伸ばして座りたいときの足置きや、ちょっとした
荷物置きにもできたりするので、いろいろな使い方ができて便利ですよ。

ソロキャンプ用の椅子の選び方9選

1.持ち運びやすさ

できるだけ荷物を減らしたいソロキャンプでは
「持ち運びやすさ」という点は、椅子を選ぶ上で重要なチェックポイントです。

使用時のサイズはどれくらいか、収納時にはどれくらいコンパクトになるか、
重さはどれくらいかなど、持ち運びやすいかをチェックしましょう。

椅子の重さとしては1.5kg以下が目安ですが、
最近は1kg以下の超軽量な椅子も販売されているので、
持ち運びを重視するなら超軽量の椅子もおすすめです！

2.座り心地で選ぶ

キャンプの中でも多くの時間を過ごす椅子は
「座り心地の良さ」も重要なポイントです。

ソロキャンプでリラックスしたいなら、
腰を深くかけられる椅子やリクライニングできるタイプ、
ハンモックのように包み込んでくれる椅子などの
背もたれが倒れた椅子がおすすめですし、
反対に、調理をしたり食事を楽しんだり、作業したいなら、
座面がしっかりとしたタイプの椅子がおすすめです。

キャンプでどんな風に過ごしたいのかをはっきりさせて、
店頭で座り心地をチェックしてみてくださいね！

3.使う場所やシーンで選ぶ

椅子を選ぶ際には
「どんな場所やシーン」で使いたいのかを考えるのが大切です。

食事を楽しみたいならハイチェアや、座面がしっかりしたタイプの椅子が良く、
焚き火を楽しむならローチェアや、包み込まれるような
タイプの椅子がおすすめです。

また、夏場ならメッシュ素材のものや、通気性のいいものだと快適ですよ！
使う場所やシーンをよく考えておくと、
自分にあったぴったりの椅子を見つけられるでしょう。

4.性能で選ぶ

ソロキャンプの椅子選びでは、「性能」も重視したいところです。

椅子の性能と言っても持ち運びやすさやコンパクトさ、
耐久性、耐荷重、安定性など色々なことが挙げられます。

例えば、焚き火をしたいなら火に強い素材の椅子がおすすめだし、
できるだけ荷物を少なくしたいなら、軽量でコンパクトになる椅子がおすすめです。

椅子によって性能が異なるので、自分に必要な性能を
事前にリストアップしておくようにしましょう。

5.おしゃれさで選ぶ

ソロキャンプの椅子選びでは
「おしゃれさ」も重要なポイントになります。

キャンプ用の椅子と言ってもいろんなメーカーや
ブランドから販売されていて、似ているものも多いです。

そんなときは、おしゃれさや自分の好みのデザインで
選ぶのも1つの手段になります。

テントサイトに合うデザインの椅子にしたり、好みのデザインの椅子があると、
気分も高まり、より一層ソロキャンプを満喫できますよ！

6.フレーム素材で選ぶ

椅子選びでは「フレーム素材」にも注目してみましょう。

椅子のフレーム素材には「アルミ製」「スチール製」「木製」
の主に3つに分けられます。

アルミ製は軽量で錆びにくい特徴があり、スチール製はアルミよりは
重いですが丈夫、木製はお手入れに手間はかかるけど、愛着が湧きやすく
おしゃれという特徴があります。

フレーム素材によって特徴が違うので、
自分に合うものはどれかをよく考えて選んでみてくださいね。

7.座面の素材で選ぶ

「座面の素材」にもいろんな種類があります。

夏場やビーチでおすすめなのが通気性に優れた
「メッシュ素材」、多くの椅子に使われている
一般的な「ポリエステル」は破れにくく、
どんな場面でも使える汎用性の高い素材です。

また、焚き火をしながら使いたいなら火に強い
「コットン素材」がおすすめですよ！

フレーム素材だけでなく座面の素材にも特徴があるので、
フレーム素材と合わせてチェックして椅子選びをしましょう。

8.値段で選ぶ

椅子を選ぶなら「値段」も気になるところですよね。

キャンプ用の椅子と言っても、お手頃価格のものから
高額なものまで幅広く揃っています。

初めての椅子選びなら、予算とどんな椅子がほしいのかを
決めておくとスムーズに選べますよ。

例えば、座り心地を重視したい、汎用性の高い椅子がほしい、
持ち運びしやすいものがいいなどを決めておきましょう。

9.設営、撤収のラクさで選ぶ

ソロキャンプの椅子選びでは
「設営と撤収のラクさ」も重要な判断基準になります。

ソロキャンプはすべてを1人でこなさなくちゃいけないので、
できるだけシンプルな構造で、設営や撤収がラクな椅子を選びましょう。

キャンプ用の椅子は「組み立て式」「収束式」「折りたたみ式」の
3タイプで収納できます。

組み立て式は、脚と座面を組み立てるタイプで
一番コンパクトになるものです。

収束式は、足と座面が一緒になっているので
開くだけでOKな超簡単タイプ。

折りたたみ式は、背もたれと座面を折りたたむタイプです。

自分にあったものを選ぶとストレスなくスムーズに使えますよ。

お気に入りの1脚でソロキャンプ場を満喫しよう！

ソロキャンプ用の椅子を選ぶ際には、
持ち運びやすさや座り心地のよさ、
どんな性能を重視したいのかなど、
いろいろな判断基準がありました。

ソロキャンプで使う椅子の目的を明確にすることで、
自分にぴったりあう椅子に出会えますよ！

椅子選びのポイントをしっかりと抑えて、
最高のソロキャンプを満喫しましょう。